こんにちは半田です。今回はパナソニックのショールームへ見学に行った話になります。
この記事ではアイ工務店標準のTOTOのトイレから、パナソニックのトイレ「アラウーノ」にオプションで変更した見積もりやアラウーノを選んだ経緯のお話になります。
※記事内にあるオプション価格は地域や時期によって異なります。ご覧になるときは、あくまで参考程度に思ってくださいね。
パナソニック アラウーノS160シリーズ
我が家の1階トイレはパナソニックの「アラウーノ」を採用しています。アラウーノは妻の強い要望により、契約時の段階で見積もりに入れてもらっていました。
アラウーノはスタイリッシュでどんな内装にも合うデザインと、パナソニックのスゴピカ素材を使ったお手入れがとっても楽なトイレです。
スゴピカ素材(有機ガラス系)って?
スゴピカ素材とはパナソニックが独自開発した「有機系ガラス素材」のことです。従来の陶器製品とは違い、パナソニックのスゴピカ素材は金型を利用して成型するためミリ単位の調整が可能です。陶器素材では叶わなかった自由な形の成型により、トイレ掃除の手間である隙間を無くしお手入れを簡単にしてくれています。
また、従来の素材よりも汚れや傷に強く、スゴピカ素材は水族館のガラスや飛行機の窓ガラスなどにも採用されています。
スキマレス設計
アラウーノS160シリーズ(L150シリーズ)はほとんどスキマのない形状になっていてお手入れがすごく簡単です!
凹凸が少なく、ささっと拭くだけでお手入れが簡潔しちゃいます。
トイレのフチ裏がないのもすごく魅力的なんです!
お掃除シートも今はトイレに流せるものもありますし、ささっと一拭きしてお掃除が終わるのは楽でいいですね。
特に我が家は子供が最近トイレができるようになったばかりなので汚れることも多いですが、これならお手入れも楽ですし、さっと拭くだけの手間で衛生面でも清潔に保てるのは心強いです。
汚れを防ぐ3つの設計 トリプル汚れガード
アラウーノはお手入れが簡単なだけでなく、「そもそも汚れないようにする」設計が素晴らしいです。
3つの項目から成り立つ汚れ予防設計。順番にご紹介していきます。
泡の力で受け止める 「ハネガード」
まず一つ目がこちら。タイトルの通り、アラウーノは便器に溜まった泡でトビハネなどの汚れをガードする設計になっています。
上記の画像は男性の小用を想定したものですが、これも「なるほど」と思う機能があるんです。
トイレのボタン操作で便座を上げると、なんと水位が下がってくれるんです。すると水全体に泡が広がる設計になっており、泡の力で水ハネを抑えることで壁や床などに広がる汚れを防ぐことができます。
我が家は立ってするのはNGですが、これは便利な機能……!
外垂れしにくい 「フチガード」
二つ目がこちら。外側に3mmの立ち上がりがあるため外垂れを防いでくれる設計です。
このフチがあるのと無いのとでは雲泥の差だと妻が絶賛しておりました(笑)
でも妻の言う通り、これは子育て中のご家庭にとってかなり助かる設計になっているのではないでしょうか?
我が家でも絶賛子供がトイトレ中ですが、当然失敗もあります。そのため、トイレが汚れて掃除するなんてしょっちゅうです。そんな中、このフチが無いせいでオシッコが便器を伝って床に漏れてしまうんです。便器と床の設置面の隙間に入り込むともう悲惨です。絶望です……。この汚れ掃除がいつも大変で、汚れのみならずニオイの元にもなります。
この手間が無くなるだけでどれほど楽か……!(泣)
最近では子供も上手にトイレができるようになってきましたが、それもまだ付き添いあってのこと。今後一人でトイレを使うようになってからを想像すると、やはり我が家では外せない設計でした。
最近では「フチ無し」のトイレも多いよね。お手入れは簡単だと思うけど、そこにはやっぱりメリットとデメリットがあると思うので参考にしてみてくださいね
汚れをせき止める 「モレガード」
最後三つ目は、便器と便座の設置面で汚れを予防する「モレガード」です。
座って用を足す際も、漏れにくい設計になっています。
上記でお話した「フチガード」と相まって、もう汚れ知らずと言っても過言ではありません。
先ほどもお話しした通り、この隙間から漏れた汚れで床が汚れるなんてことが無いように設計されています。(角度や量によって漏れることはあります)
子供がトイトレを始めた時からずっと、フチを超えて床が汚れてしまうことに悩んでいたけど、そんな悩みと手間から解放されるなんて最高すぎる……!
トイレにつける子供用便座を使うと成功率は上がるけど、子供用便座もいつまでも使ってられるわけじゃない……。子供がトイレで上手く用を足せるようになるまでこの悩みは続くため、アラウーノのトリプル汚れガードは子育て世代に優しい設計になっていると感じました。
流すたびに泡と水でしっかりお掃除 激落バブル
なんといってもアラウーノが一番気に入った理由がこれです。
流すたびに泡と水流で毎回お掃除してくれるんです! その名も「激落バブル」。
細かい泡と水が便器をくまなく掃除してくれる設計です。
しかしそれだけじゃないんです!
この激落バブルに使われる洗浄液がなんと、「市販の台所用合成洗剤(中性)」なんです!
トイレ用洗剤って聞くと、それ専用のものをイメージするけど違うんだ!
そうなの! 台所用洗剤はどこでも売っているし、安く手に入るのも魅力的……あとなんと言っても250mlの台所用洗剤で3ヶ月この泡泡の洗浄が続くんだよ!
それはすごい! 洗浄液を詰め替える手間も少なく済んでいいね
スゴピカ素材も相まって、ほぼ汚れ知らずと言っても過言では無いんじゃないでしょうか?
そんな妻はショールームでアラウーノと対面して歓喜の声を上げました(笑)
事前に調べ尽くしていた妻は、もはやショールームのお姉さんを超えるほどの早口で、興奮を抑えきれておりませんでした……(笑)
私もトイレ掃除はしていますが、やはり日中子供のトイトレをしてくれている妻のトイレ掃除に対する負担は想像を絶するものなのでしょう……もはや口癖のように、
キッチンより何よりトイレだけは妥協したく無い!
と言っていましたので、我が家は妻の望むままトイレはアラウーノに決定しました(笑)
アラウーノS160シリーズ見積もり公開
続いて、アイ工務店標準のTOTOのウォシュレットから、パナソニックのアラウーノS160シリーズ変更の見積もりになります。
我が家は契約時にアラウーノがいいと伝えて予算に組み込んでいたので、あまり参考にならないかもしれません(泣)
それでもお伝えすると、アイ工務店標準TOTOウォシュレットから、パナソニックのアラウーノS160シリーズ変更でオプション費用が+2万円。
アラウーノの性能は十分良いので他にオプションは特になく……。強いて言えばトイレのスティックリモコンを標準からグレードを上げてスタイリッシュなものに変更してみました。そのオプション費用がなんと+7万8千円!
このリモコンだけで7万8千円!?
標準のリモコンは左上画像のような四角いもの。オプションのリモコンは右上の細長い形状のものです。
確かオプションのリモコンだとカラーもブラックとかシルバー、ホワイト……っていう感じで選べるんだよね
確かに見た目的なことで言えばオプションのリモコンの方が断然好みです!!
が、しかし普段トイレを使うのは私たち家族。来客といってもそんなに多いとは思えなかったので、我が家は標準のリモコンを採用しました。
あとは棚付き二連ペーパーホルダーがオプション費用+1万円。
我が家は自分たちでペーパーホルダーの取り付けを行うことにしたので採用しませんでした。
他にも手すりや手洗い、収納などオプションがありますがどれも不採用に。我が家が見積もりを取ったのは以上になります。
忘れちゃいけない 災害時に備えて
デザインや性能、お手入れのしやすさなどトイレを選ぶ上でかかせない項目はたくさんありますが、忘れてはいけないのが災害時の利用方法です。
ショールームへ行くと楽しくて忘れてしまいがちですが、災害時の利用方法は必ず確認しましょう!
ちなみにパナソニックのアラウーノS160シリーズは、手動で排水も可能です。
加えてアラウーノS160シリーズでは、9V角形アルカリ乾電池(1個)あれば排水可能。
上記画像にある電池をストックしておけば、停電時でも通常通り使えるので安心ですね。
いつ何が起きてもいいように災害対策はしっかりしておきたいね。何よりトイレが使えないのは一番困ります。災害状況にもよるけど、電池があればトイレを流すことができるのは助かる仕様だと思います。
他のアラウーノシリーズでも同様に可能ですが、商品によって異なりますので詳しくは公式ホームページからご確認ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
見積もり金額については我が家は事前に予算に組み込んでいたこともあり、あまり参考にならないかもしれません……(汗)
トイレは毎日何度も使うものですし、家族構成によって必要な性能や設備は変わってきます。その中でどういったものが必要なのかを見極めながら、暮らしが楽になる素敵なトイレを選べるといいですね。
また、他にもショールームに関する記事を書いているので、気になった方はぜひ読んでもらえると嬉しいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
ではまた!
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