こんにちは半田です。
マイホーム計画を始めて、一番最初に悩むハウスメーカー選び。家づくりは初めてのことばかりで、何を基準に選べばいいのか分からない。そういった方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな数あるハウスメーカーを20社以上回った我が家が「住宅展示場へ行く前」にしておけば良かったことや、後悔など、ちょっとしたことで効率よく住宅展示場を回れる方法を書いていきたいと思います。
住宅展示場での後悔3つ
まず、我が家がマイホームの検討を始めて真っ先に思い浮かんだのが「住宅展示場へ行ってみること」でした。
大半の人がきっとそうだよね。でもいざ行くとハウスメーカーの多さに圧倒された覚えがある……
我が家はなんとなく展示場へ足を運んだことから、具体的にどのハウスメーカーを回るかなど決めていませんでした。なので、とりあえず知っているハウスメーカーから回ってみよう……という、今思えば非効率な行動をとっていたと思います。
この行動の何が非効率だったのか順番に3つほど少し説明します。
ふらっと入った先で書いたアンケート
今のアパートが手狭になってきたし、そろそろマイホームでも考えてみようか
というよくある理由から、ふらっと買い物ついでに住宅展示場へ寄ってみた我が家。
住宅展示場にはたくさんのハウスメーカーが入っています。その中で「とりあえず見学してみよう」と行った先で、まず待っているのがアンケートの記入です。このアンケートの記入が、のちの後悔に繋がっています。
アンケートには住所・氏名・年齢や勤務先・年収など記入していくのですが、後日、展示場から自宅に大量のDM(ダイレクトメッセージ)が届くようになりました。相手も営業なので当たり前ですが、直接自宅を尋ねられたことも多々ありました。
それが本命のハウスメーカーなら問題ないのですが、とりあえず入ってみようで入った関心の薄いハウスメーカーから大量のDMや自宅への訪問が続くと精神的に疲弊してしまいました。
当時、生後1歳に満たない子供がいた我が家にとって、アポなしの訪問は正直かなり迷惑でした。
やっと子供の寝かしつけに成功したと思った時に鳴るインターホンの音に何度怒りを覚えたことか……!
ちなみに、このDMや訪問は1度や2度では終わりません(※ハウスメーカーや営業によって異なります)
アンケートにメールアドレスや電話番号を記入していると、当然そちらにも頻繁に連絡がくるようになりました。
ここで大事なポイント!
アンケートを記入する際に「アポなしの自宅訪問は控えて欲しい」や「連絡はメールだけにして欲しい」など担当の営業に伝えておくといいと思います。
確かに営業もそうやって伝えてもらった方が助かるかもしれないね
営業とのやりとりが面倒に感じる方は、展示場へ行く前に資料請求をしてみてもいいかもしれません。事前に資料請求することで、気になったハウスメーカーだけをピックアップして展示場へ行くと、余計な手間が省けると思います。
見学に意外と時間が掛かる
当時、我が家には生後1歳に満たない子供がいました。もちろん展示場へも一緒に連れていくのですが、たった一社ハウスメーカーを見学するだけなのに、かなり時間がかかるんです。そんな中、子供がぐずったり、途中でおむつの交換だったり、と大変だった記憶が強く残っています。
見学前におむつの交換やミルクなどは済ませていましたが、住宅展示場の見学は、パパッと見て終わるものではありません。
アンケートの記入からヒアリング、内覧、性能の説明やお金の話など、単に見学と言っても、たくさんの内容が詰め込まれています。
ハウスメーカーや担当の営業によって異なりますが、我が家は平均して、一つのハウスメーカーの見学につき1時間~2時間はかかっていました。
そうとは知らず、幼い子供を連れて行った我が家は1社回るだけでぐったり……。
他にも回ってみたかったけど、子連れだし今日はやめておこう。こんなことならあっちのハウスメーカーの話が聞いてみたかったな……
なんてことが実際によくありました。
貴重な休日が、丸1日住宅展示場巡りで終わってしまう……なんていうのはよくあることです。時間に余裕を持って計画していくことをおすすめします。
何に重きを置くか考えていなかった
今になって思えば、これが一番重要だったと思います。
家のことはその道のプロに聞くのが一番だろうし、とりあえず話だけでも聞いてみたらいいか
なんて、当時の私は気楽に考えていました。
もちろんこの考え方も間違いではありません。実際そうした方がいいこともあります。けれど、せっかく時間を作って見に行くわけですから「自分たちが何を知りたい・聞きたいのか」や「どんな家に住みたいのか」は具体的にしていくべきだったなと思います。
具体的な例でいうと、
木造住宅に住みたいのか、鉄骨住宅に住みたいのか(耐震や耐火性能に重きを置くのか) 間取りは一から考えられる家がいいか、規格住宅でも構わないのか 予算はどれくらいの家がいいのか 保障内容が手厚い家がいいのか・それとも保証内容は劣るが、デザイン性の高い個性的な家がいいのか etc...
自分たちが家づくりをする上で、「ここだけは譲れない」という条件があるかと思います。その条件を明確にしていかなければ、見当違いなハウスメーカーで、必要以上に時間と労力を費やしてしまうことに……。(実際何も考えず住宅展示場を訪れた我が家はそうでした……)
展示場見学へ行く前に、
- 家づくりにおいて、何に重きを置くのか決める
- 資料請求や、ホームページから各ハウスメーカーの特徴を知る
- 実際に展示場へ足を運んでみる
まず何から始めてみればいいか、分からないといった人はぜひ上記の手順を試してみてくださいね。
住宅展示場へ行く前にしておきたいこと
ここまで読んでくださった方の中には「住宅展示場ってなんだかめんどくさそうだな……」なんて思われてしまった方もいるかもしれません。が、しかしそんなことはありませんよ!
住宅展示場へ出かける前に、あることを知っておくだけで効率よく住宅展示場を見学して回ることができるんです。
それでは具体的に紹介していきたいと思います。
見学したいハウスメーカーをピックアップしておく
見学したいハウスメーカーを事前に決めておくことは、何より一番重要なことです。
我が家のように「とりあえず」ふらっと入ってしまうと、先にも書いた通り時間と労力の無駄遣いになりかねません。(家づくりを始めるきっかけとしてならば良いと思います)
かといって、事前に調べすぎても情報過多になってしまいます。
自分が調べた情報が正しく新しいものとは限りません。なので、調べすぎるより「このハウスメーカーは気になるから直接話を聞いてみたい」くらいの気持ちと、情報収集でいいと思います。
必要な情報やわからないことは、直接営業に聞いてみることが一番です。
実際にハウスメーカーで話を聞くと、自分が調べた情報と違っていたり、まだ公に出ていない最新の情報が聞けたりとお得なこともあったよ!
どんな家に住みたいか、何に重きを置くのかを自分なりに書き出してみて、それに合いそうなハウスメーカーを見学して回るのが良いですね。
「直接展示場へ行くのがめんどくさい」「ちょっと抵抗があるな……」と思う方は、資料請求から初めてみてもいいかもしれません。
おすすめの資料請求はこちら↓
事前に見学予約をとっておく
ふらっと住宅展示場へ寄ってみるのも一つの手ですが、できれば展示場へ行く前に「来場予約」をしておくことをおすすめします。
予約をして行くメリットとデメリットをまとめてみたので、さっそく見ていきましょう!
住宅展示場へ「予約なし」で行くデメリット
・土日祝日は混雑しやすく、手の空いている営業が少ない可能性がある ・土日は契約済みの顧客との打ち合わせが入っていることが多く、担当を多く抱えているベテランの営業は展示場にいないことが多い(展示場にいても打ち合わせが入っていて対応できない、新人が担当するなど) ・事前に予約がない場合、予約している方が優先になるので、時間の関係で全ての説明を聞くことができない可能性がある ・新型コロナウイルスなどで入場制限がされている場合、すぐに見学できないことがある ・etc...
他にも事前予約をせず見学に行くと「家を建てたい意思が感じられない」や「住宅展示場で行われているイベント目的」など営業に相手にされないことも考えられるよ
「見学だけでいい」「住宅展示場の雰囲気だけ知れたらいい」という方は、事前予約なしでも構わないと思いますが、マイホームを真剣に検討したい方は、ぜひ事前予約をしていくことをおすすめします。
住宅展示場へ「予約あり」で行くメリット
・住宅購入の意思が感じられることから、経験のある営業が担当についてくれることが多い ・時間を確保してくれているので、十分な内容の説明を受けられる、または相談できる ・待たずに見学ができる ・豊富な資料や来場者プレゼントなどをもらえることがある ・etc...
事前予約をしていくことで、土日の混雑時でもスムーズに対応してもらえるので、子連れの場合は特におすすめしたいです。
事前予約することで、ベテランの営業が担当についてくれると経験や知識が豊富なことが多く、より具体的な話や、より良い接客を受けることができます。
反対に事前予約をしていないと、混雑する土日は営業の数にも限りがあるため、手短な説明で終わったり、新型コロナウイルスの感染症対策により見学ができなかったりします。
他にも子連れの場合、事前に子供がいることを伝えておくことで、個室やキッズスペースのある部屋を用意してくれていたりと安心して子供を連れて見学が可能です。
でもどうやって予約すればいいんだろう……? 直接問い合わせたらいいのかな?
展示場へ直接連絡をとるのも一つの手段だけど、もっと簡単な方法が他にもあるよ
「複数の展示場予約がめんどくさい」「直接連絡するのは抵抗がある」という方にぜひおすすめです↓
複数のハウスメーカー・工務店に資料請求・来場申込が出来るサイト【持ち家計画
他にもハウスメーカーの公式ホームページから予約もできるので検討してみてくださいね。
まとめ
住宅展示場へは「事前予約なし」でも行くことができます。
しかし「本気で家を建てたいと考えている方」や「子連れの方」は事前予約をしていくことを強くおすすめしたいです。
もちろん「今すぐ建てたいわけじゃないけど、マイホームに興味がある」という方でも予約していくと良いですよ。事前予約されている方には、特典のプレゼントや、時間に余裕を持って丁寧な説明を受けることができます。
マイホームに対して漠然と抱えている不安や不信感など、直接営業から話を聞くことで解決することもあります。やはり、自分調べでは限界がありますので、少しでも気になるようであれば直接話を聞いてみましょう!
ハウスメーカーの営業は購入意欲のある顧客を見極めていますが「購入に繋がりそうな顧客」との接点も求めています。
また、事前に話を聞きたいハウスメーカーをピックアップしていくことも大切です。あらかじめ住宅に対する設備や性能、希望の予算などある程度決めておくことで効率よく見学することができます。
資料請求で事前に情報収集しておくのも、効率的で簡単な方法の一つですね。
事前準備がしっかりできていれば、時間を有効的に使うことができる上に、その後の打ち合わせもスムーズに進むことに繋がります。
この記事がこれから家づくりを始める方の参考に少しでもなれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
ではまた!
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