我が家がアイ工務店を選んだ理由

家づくり

こんにちは半田です。今回の記事は「数あるハウスメーカーの中からなぜ我が家がアイ工務店を選んだか」について書いていきたいと思います。

今アイ工務店を検討中の方、もしくはハウスメーカー選びにお悩みの方に少しでも参考になれば幸いです。

出典:アイ工務店

そもそもアイ工務店ってどんなハウスメーカーなの?

出典:アイ工務店

アイ工務店と聞いてピンとこない方はまだ多いのではないでしょうか。

アイ工務店は大手ハウスメーカーほどの規模はありませんが、今勢いのある駆け出しハウスメーカーです。

大阪に本社を置き、九州から北関東まで幅広く事業所や展示場を構えています。2022年6月末までに29都道府県149ヶ所の展示場を展開するなど急成長を見せています。

アイ工務店は木造住宅のEesをはじめとした5つのラインナップからなる商品を展開。長期優良住宅やZEH住宅にも対応しており、住宅性能評価8項目は標準対応しています。

1mm単位の自由設計で間取りの自由度も高いです。加えてアイ工務店といえば「スキップフロア」と呼ばれる中二階など、従来の固定概念を覆すような幅広い間取りに対応してくれます。

アイ工務店は大手ハウスメーカーに引けを取らない高性能住宅と言えます。

(ちなみにアイ工務店は「工務店」とありますが、ハウスメーカーになります。なので地元工務店のような大工さんが造作家具を作ってくれるなどの自由度はありません)

アイ工務店の家づくり

アイ工務店には「アイのこだわり12」というものがあります。12のこだわりで自然災害に強く、長く住み心地の良い家を実現することができます。

  1. ベタ基礎
    • アイ工務店ではベタ基礎を標準使用にすることで、地震時の揺れによる変形に耐えられる頑丈な基礎になっています。さらに基礎の下に防湿防蟻シートを敷き詰めて、その上に鉄筋コンクリートを打ち二重の防湿防蟻対策が施されています。
  2. 金物併用工法
    • 従来の木造軸組工法では柱と梁の接合部が地震の揺れに弱く、接合部分の離脱や欠損などが見られましたが、アイ工務店ではプレカット仕口加工による接合と金物接合でより強固な構造になっています。
  3. 硬質ウレタンフォーム断熱
    • 吹付発砲による硬質ウレタンフォームにより、従来のグラスウールに比べ断熱・気密性能が高くなっています。人体に影響のない「水」を使って発泡させる硬質ウレタンフォームなので人体にも環境にも優しい仕様です。また音漏れや上下階の騒音など生活音の抑制になっています。
  4. 最高ランクの「5倍耐力壁」
    • 多くは筋交などで耐震性能を上げますが、アイ工務店では国土交通省認定の中で最高ランクの「5倍耐力壁」を配置することで従来より高い耐震性能を実現しています。
  5. 剛床構造
    • アイ工務店では剛床構造を採用することで台風や地震から加わる水平の負荷を分散させる強固な構造になっています。床の強度を指す「床倍率」でも最高ランクの3を獲得。従来の床に比べて3倍の強度を確保しています。地震のみならず台風などの災害にも強い構造です。
  6. 耐震設計診断システム
    • アイ工務店では自由設計の一棟一棟ごとに耐震等級が最高ランクになるよう、診断をしながら設計・施工を行なっています。
  7. 省令準対火構造
    • 屋内の壁や天井には、火災時に水蒸気を発散させることで約15分以上の耐火性能がある石膏ボードなどの準不燃材を用いています。また、屋外は隣の家からの火災の延焼を約30分以上耐えられる不燃材料に認定された外壁材や、不燃材料に認定された屋根材を使用。地震や台風のみならず、火災にも強い家を実現しています。
  8. 最新の省エネルギー基準に適合
    • アイ工務店では高気密・高断熱性能仕様を標準で採用することで従来の家より、夏は涼しく冬は暖かい家を実現します。それにより光熱費の削減にもつながります。また窓には高性能断熱サッシ+複層Low-Eガラス(アルゴンガス入り)が採用されており、断熱性能はもちろん、防音や紫外線予防にも高い効果があります。
  9. 遮熱・防水処理
    • アルミを特殊技術で蒸着させた特殊シートで輻射熱(赤外線)を約85%反射して屋根裏を遮熱します。室内の温度が外気温に左右されにくく、年間を通して快適な住まいを実現。また、「アスファルトルーフィング」の施工で防水対策も施されています。
  10. セントラル換気システム
    • アイ工務店では室内の温度を一定に保つよう、熱交換型の24時間セントラル換気システムを採用しています。換気からの温度変化も少ない為、光熱費にも優しく室内の空気を清浄に保つことができます。
  11. 防震吊木
    • 木は鉄に比べて音を伝えにくいものですが、アイ工務店では2階で起きた足音や物音などの振動波を軽減するため「防震吊木」を採用しています。
  12. オリジナルプレセットタイル
    • 耐候性、耐久性、耐衝撃性に優れ、親水機能もあるため、色褪せや汚れがほとんどありません。将来のメンテナンスコストを大幅に削減することができます。

アイ工務店は今最も勢いのあるハウスメーカー

2010年7月13日に設立されたアイ工務店は現在、創業12年目になります。大手ハウスメーカーと比べるとまだ若いハウスメーカーではあるものの、その成長率と売り上げには目を見張るものがあります。

アイ工務店の業績成長率はかなり高いようです。アイ工務店の公式ホームページにもしっかりと記載されていました。

創業11年目となる2021年6月期の売り上げは684億円を超えています。

このたび、株式会社東京商工リサーチ2022年10月調査において
アイ工務店が住宅会社売上高成長率第1位(※)となり、
創業以来、12年連続の第1位(2010年度~2021年度)と報告されました。

これからも、「自分が住むなら」という思いを込めてご提案し、ご満足いただくという原点を忘れず、
理想の家づくりにおけるベストパートナーを目指してまいります。

※ハウスメーカー(年間売上100億円以上)が対象

https://www.ai-koumuten.co.jp/information/news/26572/?_ga=2.259381571.85974099.1673398324-1243626917.1673398324

勢いのある成長と売り上げに伴い、これまで10年だった保証期間が2021年1月から20年保証となりました。突然の業績悪化により倒産などの心配も少ないと思われます。こうした点も我が家が契約に至った決め手の一つです。

地元の工務店などは安く建てることができますが、「保証期間と将来的に会社の存続がどうなるか」ということに不安感がありました。

工務店が長く付き合いを続けてくれれば問題ないですが、万が一業績の悪化などで倒産した場合、アフターサービスなどどこに頼めばいいかという問題に当たります。

その点、大手ハウスメーカーや成長率の高いハウスメーカーは比較的安心してお付き合いができると思いました。

アイ工務店に決めた具体的な理由は2つ

家づくりを計画し始めた当初、我が家はセキスイハイムで建てる予定でした。

半田
半田

セキスイハイムで建てた身内に紹介してもらったんだ

が、しかし!

一度セキスイハイムと契約を交わしたにも関わらず、我が家は最終的にアイ工務店と契約し家を建てることになりました!

大手ハウスメーカーを断ってまでアイ工務店にした理由は主に2つ。

さっそく見ていきたいと思います!

①一番の決め手は予算

もうそのまんまですね……(笑)

結果から話すと、一番の決め手になったのは予算でした。

以前記事に書いたのですが、我が家は土地にお金をかけてしまった分、上物(建物)にかけられる予算が減ってしまいました。そのため、いくらセキスイハイムの紹介制度を利用しても予算内におさめることが難しく……。(興味のある方はぜひ読んでみてください)

坪数を減らしたり住宅設備を下げたりすることで減額は可能でしたが、自分たちの理想の家とは程遠く、やりたいことの殆どを諦めなければならない状況でした。

半田
半田

せっかく注文住宅を建てるのにこれでいいのだろうか……

大手ハウスメーカーというブランド力に加え、保証も手厚いセキスイハイム。

当初の私たちは耐震性能の高い鉄骨住宅+外壁はメンテナンスのかからないタイルを希望しておりましたのでドンピシャ……しかも担当の営業はとてもいい人で頼りになる。なんなら私生活でもお付き合いしたいと思えるほど、いいパパ友になれそうな予感。

比べてアイ工務店はどうでしょう。大手ハウスメーカーより価格が抑えられる、住宅性能も標準仕様も高く、充実しているように思えました。何より間取りの自由度はセキスイハイムより圧倒的にアイ工務店の方が高かったのです。(そもそも構造や工法が違うので比較するのはどうかなとも思いますが)

これだけ見ると「もうアイ工務店でいいんじゃない?」という妻の声が聞こえてきそうですが、そう簡単に踏ん切りはつきませんでした。

保証とメンテナンスコスト

なんといっても私が一番気になったのが、保証面と長期的なメンテナンスコストです。

なんたって人生で一番高い買い物ですからね。何かあった時のサポート対応が手厚く、将来のメンテナンスコストをかけずに長く住める家が理想です。

セキスイハイムは言うまでもなく、アフターメンテナンス以外に急な問い合わせにも迅速に対応してくれます。(実際に建てた身内からの証言です)

セキスイハイムは外壁もタイルなので、丈夫で汚れ知らず。外壁の塗り直しなど必要としないため、家本体のメンテンスコストはかなり抑えられてくるでしょう。

半田
半田

大手ハウスメーカーなだけあって保証やアフターサービスはしっかりしているよね。じゃあアイ工務店はどうなんだろう?

比べてアイ工務店はまだ創業12年と若い会社です。初期保証の期間も20年と大手ハウスメーカーに比べると短い気もしますが、20年目で+10年保証(有償点検あり)を延長するか選ぶことができます。

よくよく調べてみると、大手ハウスメーカーでは30年保証とうたっているところが多いですが、実際は初期保証20年に有償点検で+10年保証追加、トータル30年保証となっているところがほとんどでした。むしろ初期保証10年のハウスメーカーもあり、保証内容的にはアイ工務店も負けてないと判断しました。

しかし、アフターサービスの面でいうと残念ながらアイ工務店の評判はあまり良くなさそうです……。

私もまだ実際に住んでいないのでわかりませんが、口コミなどで調べる限り評判はイマイチ……地域や担当の業者にもよるところが大きいのかなとも思いますが、まだまだアフターサービスの満足度は高いとはいえなさそう……。

続いてメンテナンスについてですが、こればかりはもう住んでみないとわからないというのが本音です。アイ工務店の外壁は標準だとニチハのサイディングになります。このサイディング材、結構グレードの高いニチハの「プレミアムシリーズ」が標準として選べます。

ニチハの「プレミアムシリーズ」は30年塗膜保証のついた窯業系サイディングになります。詳しくはニチハ公式サイトから。

半田
半田

外壁の塗膜にも30年保証がついているなら十分綺麗な外観を保つことができそうだね

メンテナンスに高額な費用がかかるのが、外壁の塗り直しです。足場を組むだけでもかなりのコストがかかりますし、毎月のメンテナンス費用の積立も馬鹿になりません。

その点、アイ工務店は価格を抑えつつ標準でこれだけの仕様。これはかなりコスパがいいと言えるのではないでしょうか。

色々と調べて検討した結果、価格面とコスパの良さでアイ工務店に決まりました!

②標準仕様の高さ

なんといってもアイ工務店の標準仕様の高さが人気。ハウスメーカーを何社も回ってきましたが、アイ工務店は標準仕様の高さに加えて、選べる設備メーカーの自由度も高いです。

以下簡単にまとめてみました。

標準仕様でも幅広く選べるキッチン

さっそくキッチンから紹介していきます!

我が家が契約した際の標準仕様のキッチンは5社から選ぶことができました。

LIXIL(リシェルSI)

TOTO(ミッテ)

タカラスタンダード(オフェリア)

グラフテクト(1グレードのみ)

パナソニック(ラクシーナ)
妻

LIXILのリシェルSIって……LIXIL最高グレードの人気のキッチンだよ! これが標準!?

キッチン選びを楽しみにしていた妻は大興奮でした(笑)

やはりキッチン一番人気はLIXILのリシェルSI。なんといってもリシェルSIはLIXIL最上位グレードのキッチンですからね! 標準で選べるハウスメーカーはなかなか無いのではないでしょうか。

地域や時期によって異なるようですが、我が家ではパナソニックのラクシーナも標準仕様でした! 

妻

標準仕様でも十分だけど、やっぱり黒いキッチンに憧れる……!

半田
半田

わかる。もちろんオプションでブラックも選べるけどお値段は覚悟が必要……

ここで注意したいのが、なぜかどのメーカーのキッチンもブラックは最上位グレードのキッチンからしか選べませんでした(泣)

誰もが一度は憧れる洗練されたブラックのキッチン……やはりそう易々と手に入らない模様(泣)

標準キッチンの中でも、唯一最高グレードを誇るLIXILのリシェルSIですら、なぜかブラックだけはオプションで追加費用がかかると言われました。

が、しかし!

有能な担当の提案により、標準でブラックカラーを選べるキッチンが!

それが「タカラスタンダードのオフェリア」です!

このオフェリアは選べるカラーがかなり豊富にあり、つい最近人気のブラック系カラーが新色で登場しています!

個人的にはパナソニックの最高グレードのキッチンLクラスにも引けを取らない見た目だと思います!

価格をなるべく抑えてブラックキッチンを手に入れたい方は検討の余地ありです。

妻

ちなみに我が家もオフェリアにしました! ブラックカラーは引き締まって見えるし高級感があってキッチンに立つたびにテンションが上がること間違いなしです♪

オフェリアについて詳しいことが知りたい方はこちら↓の記事を読んでみてくださいね。

お風呂(浴室)の標準仕様

我が家は以下の4社からお風呂を選ぶことができました。

LIXIL(リデア)※旧アライズ

TOTO(サザナ)

タカラスタンダード(リラクシア)

パナソニック(オフローラ)

お風呂人気はTOTOのサザナかLIXILのリデアでしょうか。

半田
半田

個人的にいいなと思ったのはパナソニックのオフローラだったよ。なんといってもすごピカ素材でお掃除が簡単で感動した!

パナソニックが誇るすごピカ素材を使用した浴槽や水洗など、水垢がつきにくくお掃除も超簡単で(お風呂用洗剤を吹きかけただけで、擦らず油性ペンの汚れがとれる)ズボラな私は感動しました!

しかし我が家はキッチンをタカラスタンダードのオフェリアにすると決めていたので、お風呂もタカラスタンダードのリラクシアに。(契約時のキャンペーンで水回りをタカラスタンダードで揃えるとハイグレード商品のプレゼントがありましたのでそちらに)

何よりキッチンほどお風呂に強い拘りもなく、将来的にお風呂はリフォームや買い替えも必要になるだろうからと自然とタカラスタンダードに決まりました。

タカラスタンダードのリラクシアに興味のある方はこちら↓の記事がおすすめ

洗面化粧台の標準仕様

洗面化粧台についてはどのメーカーもそれほど大きな差を感じることはありませんでした。

我が家は以下4社から選べました。

LIXIL(LC(エルシー))

TOTO(オクターブ)

タカラスタンダード(エリシオ)

パナソニック(C-Line(シーライン))

洗面化粧台はW900mmが標準サイズになっていますが、我が家はオプションで1200mmにしました。朝の時間は混み合うので二人並んで使えるサイズへ変更。

ちなみに洗面化粧台も契約時のキャンペーンの関係で、タカラスタンダードのエリシオになりました。照明だけ標準のものからオプションでシンプルなデザインへ変更しました。

妻

オプションでホーロー素材に変更すると、マグネットがどこにでもつくので収納など何かと便利でした!

トイレの標準仕様

妻

トイレに関しては強いこだわりがあります!

契約時からキッチンとトイレの設備だけは妥協したくないと言い張った妻。果たしてアイ工務店の標準仕様のトイレは妻のお眼鏡にかなうのか!?

標準仕様のトイレは2社から選ぶことができました。

TOTO(ZJ2)

LIXIL(ベーシア(フチレス))
妻

な……な、ない! パナソニックのアラウーノがない!!(泣)

なんとここにきてトイレの標準仕様はグッとグレードが下がる模様……。

タンクレスですっきりとした見た目にお手入れが楽なアラウーノを所望していた妻もこればかりは愕然としていました……が、しかし! ここは事前に調べていた私の勝利というべきでしょうか。

半田
半田

契約時にトイレはアラウーノで交渉済みだから!

ということで我が家のトイレはパナソニックのアラウーノに決まりました。標準仕様を何も知らずに契約していたら、アラウーノにするだけで結構なオプション費用がかかったと思います。

パナソニックのアラウーノに興味のある方はぜひこちら↓の記事がおすすめ

トイレは毎日何度も使うものですし、トイレ掃除もなるべくなら簡単でさっと済むものがいいですよね。もし標準以外のトイレをご所望の方は契約前にしっかりと伝えておくことが大切です。

【樹脂】+【Low-E複層ガラス(ガス入り)】の窓

続いては窓の標準仕様についてです。窓は断熱性能にかなり関わってきますので重要なポイントです。

我が家の場合は2社から選ぶことができました。

LIXILのサーモスⅡ-H(アルミ樹脂複合サッシ)

YKK APのAPW330(ガス入り オール樹脂サッシ)

どう見てもオール樹脂サッシの方が断熱性能も高く、結露などの心配も少ない為、こちらが言わずもがなYKK APのAPW330を勧められました。

標準で【樹脂】+【Low-E複層ガラス(ガス入り)】とかなり高断熱性能の窓になっています。

Low-E複層ガラスの熱の逃げにくさは単板ガラスの約4倍にもなるとか。加えて太陽の熱を約60%もカットしてくれるため、夏の強い直射日光を受けても部屋の温度が上がりにくくなっています。

APW330の窓には一つ一つシリアルナンバーが刻まれており、10年の品質保証もしっかりついています。

標準でこの性能の窓なら十分じゃないでしょうか? 寒冷地になればもう少しグレードの高い窓が必要かもしれませんが、そうでない地域であれば十分だと思います。

半田
半田

我が家は窓が大きくて断熱性能を上げるためにトリプルガラスにしたかったけど、価格がかなり高くなるのと、窓が大きい分、重たくなるので開け閉めが大変になってしまうことから標準のままでいくことにしたよ

屋根材が陶器瓦

屋根材に関してはかなり重要視していました! アイ工務店に決めた決め手の中でもかなり大きなポイントが標準の瓦屋根です。

アイ工務店の標準は三州陶器瓦 CERAM-Fシリーズ CERAM-F FLATです。

このセラムFフラットは塗り替え不要で、遮熱性に優れた陶器瓦になっています。また、標準で耐用年数30年のルーフィングを使用しており防水性・施工性・耐久性にも優れています。加えて雪止瓦が標準仕様となっているので、雪が降る地域でも安心です。

屋根材によっては雨漏りをしたり苔が生えたりと後々メンテナンスに費用がかかるものもありますが、アイ工務店の標準瓦はそれらの心配もありません。何より標準で陶器瓦なのはかなりポイントが高いです。

制振×耐震AI DAMPER

アイ工務店では国土交通大臣認定の制振・耐震性能を備えたAI DAMPER建物の揺れを最大76%低減させるという耐力壁があります。このAI DAMPER、我が家は標準仕様でしたが地域や時期によっては標準でないところもあるよう……。契約前にしっかり確認して欲しい大事なポイントです!

地震大国の日本ではいつ大型の地震が起きるかわかりません。地震は必ずくると想定して家づくりをしたいですね。

半田
半田

耐震等級3を取得できれば家が地震に強くなるだけでなく、保険料もグッとおさえられるよ

まとめ

いかがだったでしょうか? 簡単にまとめてみましたが、「アイ工務店は比較的低価格でコスパのいい住宅」というのがわかっていただけたかなと思います。

建物の坪単価や具体的な価格はまた次回まとめていきたいと思いますが、何社も見積もりを出してもらった我が家としては、アイ工務店の住宅価格はやはり大手ハウスメーカーには出せない低価格であったのは間違いないです。

我が家が本格的に家づくりを進め始めた時期がちょうど新型コロナ流行時で、昨今のウクライナ情勢など物価価格の上昇をもろに食らいました。物価上昇、ウッドショックが続きますます高騰する住宅……なのに、悲しいことに私の給料は一向に上がる気配なし。

住宅の性能や保証はもちろん大切ですが、何より大事なのは毎月無理なく住宅ローンの返済ができることです。無理をして住宅ローン貧乏になってしまっては元も子もありません。何も生活を豊かにしてくれるのは家だけではないのです。

我が家はそう考えて大手ハウスメーカーをお断りし、価格を抑えた家づくりを目指しアイ工務店と契約しました。これが我が家がアイ工務店を選んだ理由です。

今となってはその判断は間違っていなかったと実感しています。契約後も内装や間取りに思わぬオプション費用がかかってきます。もしあの時、セキスイハイムで家づくりを続けていたらと思うとぞっとします……(笑)

なにせ日銀は2023年の1月から「プラスマイナス0.25%」としていた長期金利の許容変動幅を「プラスマイナス0.5%」に変更すると発表しました。突然の発表に固定金利を予定している我が家は膝から崩れ落ちました。

半田
半田

な、なにも今年からじゃなくてもいいのに……(泣)

このように家づくりには引き渡しが完了するまで予想外のハプニングが起きることもあります。家づくりの資金計画には余裕をもって信頼できるハウスメーカーを決められるといいですね。

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